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セイ

♂/おくびょう・イタズラが好き

特性:ぎゃくじょう

25歳 185cm

一人称:僕

「破壊屋」組織に所属する青年。臆病で荒事は苦手だと言い、破壊屋の表向きの顔である「柳楽保険」で事務職員として働きながら一緒に組織に入った少女トキの専属サポートを務めている。

元は”龍神様”と呼ばれる存在を輩出する一族の暮らす村に生まれ、一族の一人として将来龍神様のとなるべく育てられ鍛錬を積まされていた。将来降りかかる龍神様の役目にプレッシャーと後ろめたさを感じながら生活していたが、ある日気晴らしに数日間村の外に出てから戻ると村に生存者はなく荒れ果てた状態になっていた。

驚き、悲しさ、そして「これでもう龍神様にはならなくてもいいのでは?」という解放感を抱えながら村を片付けていると憔悴した少女トキが村を訪れ、彼女から事情を聴いたセイは自分も行く当てがなく、トキが心配であることと、龍神様のしがらみから解放してくれたという表立っては言えない感謝の気持ちを理由に彼女と行動を共にすることにした。

トキとともに裏社会のテリトリーに入り込み、ある組織の仕事現場を目撃してしまい襲われかけたところを志乃に助けられた。トキが破壊屋に入りたいという意思を示したため、彼女を支えるために自分もと破壊屋に所属することとなった。

トキのことは最初は心配し、自分を責める姿にどこかみじめさを感じていたが彼女の芯の強さに段々と惹かれ深い好意を持つようになる。彼女のことは徹頭徹尾サポートし、自分に頼ってくれるようになったことで空虚な己の心が満たされる気がしている。

いつかプロポーズをして生涯を共にしたい。

破壊屋では一緒に柳楽保険で事務職員をしている赤星と歳の近さや臆病で甘いもの好き仲間という点から仲良くなり、休憩時間に彼女とお菓子を食べたり好きな相手について話したり楽しくやっている。

龍神様となるべく鍛錬していたためセイも戦うことはできるのだが、基本的に荒事は好まない。大事な者が危機に陥り逆鱗に触れられた時に限り、彼は力の限り戦うことだろう。